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道元の教えに学ぶロハスデザイン

 
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水を知る

柄杓で汲んだ水で手を洗い、そして柄杓の底に残った水を川へ還したという道元は、いくらでもあるような水でさえ粗末にせず大切にしていました。 その私たちが当たり前のように使っている水。今、水は様々な問題を抱えているのです。

水の汚染と健康被害

◆水の汚染度とガンの関係

■ガンによる死亡者の多い地域
西日本の多くの河川は淀川を除いて流域面積が小さく、流量も少ない。利根川をはじめ関東平野以東の河川と西目本の河川の水温には、年間平均で約2℃以上の差がある。たとえば、大阪府を流れる淀川や福岡県の河川の年間平均温度は17℃を超す。これに対して、埼玉県を流れる利根川の場合は15℃前後である。肝臓疾患の原因とされている総トリハロメタンは、夏場の渇水時期が最大になり、水を汚染する。

山梨県と静岡県を除くと、肝臓ガンの50歳代以上の死亡者数が平均以上の府県は圧倒的に西日本に多い。それは、東日本に比べて水温が高くなる夏日が長く、菌数の増加にともない塩素殺菌の量が増え、水の汚染が進むことと関係していると考えられる。

osendo.gif■軟水と硬水
 また、水には軟水と硬水がある。これは一般的にカルシウムとマグネシウムの含有量で表し、1Lあたり60㎎以上含んでいるものが硬水と言われる。硬水という言葉は、ボイラーに使う水にカルシウムイオンやマグネシウムイオンが大量に含まれていると硬い缶石がつきやすいことから生まれたものである。関東地方では硬水が多い。硬水は石けんなどの泡立ちが悪いために合成洗剤の使用量が多く、そこに含まれる陰イオン界面活性剤が大量に河川に流れ込んでいる。そのために水が汚染され、乳ガンの死亡率が高いと推測できる。その量は冬の渇水時期が最大になる。
 肝臓ガンの場合も、乳ガンの場合も、渇水時期に水が汚染され水質の悪化に直接結びついていることが重要だ。



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