健康にいい野菜を見分けられますか?有機農業の表示を義務づける法律(改正JAS法)が2000年6月に施行されました。しかし、さまざまな現場を歩いてみると、この表示に頼るだけでは健康の維持は難しい事例が山ほどある。野菜を取り扱っている専門業者、スーパーマーケット担当者のほとんどは正しい野菜の基礎知識に乏しく、正しい選別ができていないのが現状である。なにしろ、野菜の名前を間違えて表示する店員もいるくらいだ。ある仲卸しの会で野菜の品質について私は尋ねてみたが、回答の多くは間違っていた。 このように、専門業者ですら正確な知識がないのだから、あなたの生活習慣病や家族が持つ疾患が、より一層悪化することさえ考えられる危険な野菜が店先に氾濫してしまうのも当然だ。だからこそ、国が制定している有機農業の表示に頼るよりも、あなた自身が正しく野菜を識別する目を養わなければならない。
リンゴの栽嗜を例にとって考えてみよう。湿潤で温暖な西日本では、多くのリンゴの木が20年前後で枯れはじめ、高冷地でも病気や虫の談害が多い.リンゴの生産量が日本で2番目に多い畏野県でも、定植後30年目ぐらいで収穫最が低下し、木の幹に空洞化が始まることが多い。表皮に苔がつき出す現象が老化の一つである。
■理想的な有機農業の農地 秋田県の最北地、鹿角市のまた最北に位置する田代平は、本州では珍しく広大な大地が広がっている。3000㎏も広がる大地。6月にはヒパリが大空を舞い、歌い、急降下で巣に戻る。透き通る青空に雲雀の羽音が聞こえてくる。年間で一番気候が安定しているのはそのころ。5月の末から6月の中ごろのわずか20日間ばかりである。たまに訪間する我われにとってその広さと若草の緑、透き通った空気、ゴルフ場と違い入工的でない空間はたまらない魅力である。
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