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近江すずき(ブラックバス)商品化事業報告

◆現在の社会問題を廃鶏から考える

我々は戦後の急成長時代から常にスピードと効率を追求してきた。
経済のサイクルも単年度から半期そして四半期と短縮しスピードと効率を評価し経済効率の指標としてきた。

工業生産は決算期における生産量、生産高の評価から効率と収益を成果の判断基準としている。四半期の収益の積み重ねが半期の積み上げであり、年間の収益と見ることは間違いではない。
人類の寿命が延びたのに反し、流通商品の多くの寿命は短命になっている。
他方、環境問題は深刻であり、CO2の軽減は欠かせない課題である。CO2の軽減には大量生産大量廃棄の消費行動や商品及び製品が短命であることには矛盾が生じる。

昭和の時代は企業の基礎となる科学的土俵が脆弱で、社会全体が競って科学的知識の蓄積を求めた。企業内部において基礎教育を行ったり、積極的な知識の吸収が行われ、海外にも人材を派遣しドクターの習得にも費用を投下した。

昭和から平成に時代が変わり、社会に一定の基礎学力定着したと判断した企業は、企業内部で人材を育成するよりも、技術者を必要な時期と期間に外部から導入したり派遣による人材確保が可能と判断した。
事業のプランに合わせ、必要な人材を集め事業を推進する方が効率の高い経営と判断した。
事業の採算性や決算期の採算を判断するには、人件費の占める割合が明確で決算による高い評価が得られた。
企業の評価の指標、会計基準には何ら問題はなく、高い評価とされた。

少し次元を変えて考えてみよう。

産業界が製造や生産において環境問題を認識したり、派生するまでの期間は、企業の決算処理と整合するか?期の決算によって利益は配当され、その後に生じる環境問題とは基幹的なずれが生じる。

個々の生命、個々の生命体のサイクル、環境に直接影響が見られる生命のサイクル、間接的に影響が見られる生命のサイクルと企業の決算処理及び会計処理には矛盾が存在している。
企業は最盛期の数字だけを集計することが高収益に結びつき、効率の高い経営になる。
収益に至る過程が長いほど無駄な投資期間として数字には表れる。一定の生育サイクルは無視され勝ちになる。

生命サイクルには全て、共生と共存の構造によって維持されている。産業生産は生命サイクルとは無縁である場合もあるが、生命サイクルに依存している産業も多い。

生命サイクルには消耗は存在するが全てが消耗ではなく再生産よって維持されている場合が多い。再生産を無視すると生命サイクルのバランスが崩れやすい、生命サイクルのバランスが崩れると環境のバランスが崩れ、汚染や公害の原因を作る。
20世紀の後半は環境のバランスが崩れ公害や汚染を繰り返してきた大きな原因でもある。
地球環境、温暖化はその現れの一つである。

【鶏卵と経済】
鶏卵は消費経済の優良品目の代表格として認識している。激しい価格競争のなかで世界に対抗できている代表格の商品である。
では飼育の現場は、現在日本には採卵鶏は約1億7千羽が飼育されている。国民が一日1ヶの卵を食べても余る量の飼育数である。平均的には1飼育場で約5万羽が飼われ、収益的には20万羽単位が優良な経営とされている。完全な工場管理によって生産されている。
餌の供給から鶏卵数の管理、鶏舎の大きさ、全ては工場管理である。

鶏は動物であり生命があり、鋭い感性を有している。狭い鶏舎ではストレスが溜まり数年後には首の羽は全て抜け落ち、自身では立ち上がれなくなり採卵数が減少する。採卵数の減少は経済的バランスから廃鶏として淘汰される。この期間は長くて5年、多くはそれ以下で廃鶏として処分されていく。

鶏は平均約20年は生命を維持する。

合理的な採卵のビジネスとして継続しているが、環境問題は残されている廃棄物の処理、一カ所に集まった鶏糞の処理は各地で大きな環境汚染を作り出している。



我々は廃鶏を再飼育することを試みた。

飼育の環境をEUが指導する平飼いのスペースと飼育数の単位。
餌は体調の衰えから吸収の早い発酵された餌の配合、そしてハーブ類の投与。

鶏は飼育の始めは自立して歩くこともできず、目の前に餌を持って行かなければ食べることもできない状態であるが、2日には餌場に向かって立ち上がる。5日目には、人に懐きよってくる。2周間目には首の羽が生え始める。
約20日~25日で首の羽は生えそろい、ずっしりとした成鶏とした風格に変身する。
始めは3日に1ヶの採卵数がほぼ毎日の採卵が始まり、卵の質も大きく変化する。
肉質も廃鶏では皮の部分はかみ切れないが、普通の平飼いの鶏として市販されている鶏肉以上に美味しく風味が増す。
餌の内容と環境によって短期間に変身の姿をみせる。その期間は20日~25日である。

廃鶏の姿は、果たして鶏だけの姿なのか!!
我々の目の前には類似した現象が多い。多くの若いニートの人々、早い定年退職者、企業が必要とした期間が終わり、淘汰された人々。
経済のサイクルを見直し、共生と共存の生活スタイルをどのように構築すべきか、我々に問われている課題である。


 

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