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ロハスデザインの実践
ロハスデザインとは流行や個人の問題ではなく、現在の社会に必要不可欠な環境問題の解決方法なのです。ここでは、ロハスデザインの実践として実社会でどのような活動を行っているのかご紹介いたします。
徳島県上勝町
◆大阪青山大学学生による実態調査
■元気な高齢者が支えている町
上勝町のいろどり農家へ大阪青山大学の学生が高齢者生活実態調査をテーマにし卒業論文に取り組みました。
上勝町は、元気な高齢者が町の経済を支えています。
今話題の後期高齢者の人々が、農業人口の約40%を占めており、その人たちがいろどりの産業のおもな仕事になっています。上勝町の標高は150m~700mの間に家屋が点在している地形が多く、隣の家に呼びかけるのにも、手旗信号が必要な地形が多く、過去には平家の落ち武者が隠れて生計を立てていたとも言われている地域。
4名の学生さんが、共にいろどりの収穫に参加し、聞き取り調査をしながら、生活実態調査を行いました。
5月の連休は好天にも恵まれ、都会の生活から、かけ離れた体験ができ、すばらしい笑顔を拝見できました。
■楽しい仕事が元気の秘訣
収穫の作業は、比較的軽作業ですが、一日のスケジュールが小刻みに変化し、受注量に応じた収穫、包装の計画、そして何よりもITを熟知した高齢者の姿に感動していました。 高齢化社会の話題は、厳しく暗いイメージが多く 要介護者の増加、年金生活の苦労話ではなく、如何に楽しく仕事をしながら、収益を上げ、社会に貢献できるを実践されている現場を学生さんが体験できたことが、大きな収穫であり、この原動力となる食事の内容も分析することが課題にもなっています。 3時のおやつに、おばあさんが、ちょっとひとっ走り、軽自動車にのり、約7km先にあるたこ焼きやに買いに行かれる行動力には、都会の高齢者とは全く違った軽快さを感じます。
■日本一の分別でエコ生活
この町のもう一つの特長は、町内のゴミ処理方法は、日本一細分化しており、高齢者の方々がそれぞれ36分類し、容器に入れ、再資源化を実行されていることです。軽トラに約1週間分のゴミを積み、高齢者同士が助け合いながら、ゴミ分別場でそれぞれ個人の仕事として、作業されています。
御望の分別が始まってからは、余分なゴミが発生する商品は買わなくなった。
エコの生活が身についたと微笑む姿は、日本中が見習うべき、生活スタイルが実践されています。
■世界一、美しい町にしたい
美しい町は町のモラルの高さと人々の健康が一体であることを示しています。
高齢化社会の課題は医療費の高騰、要介護者の急増とその費用をどのようにして捻出すべきかが政治の課題となっていますが、健全な高齢化社会への誘導は的が外れており、如何にクリエイティブに生活を安定させるかであり、そのためには、日々楽しく労働できる場の創生が欠かせないことを上勝町は実践し示しています。
この町を始めに訪問し、既に20数年が経ちますが、この町には何もないと言われて、何もしなければ、既に限界集落に陥っています。日本には何もない村落や町、都市はどこに行っても一つとしてありません。全ての村落には、豊かな自然が広がっています。
都市にも多くの財産が眠っています。
上勝町は、高齢者自ら、町の財産を掘り起こした実例の一つです。
一つの成功が、次へのトライ、挑戦に導き、渦巻きのようなエネルギーとなり、大きく羽ばたいて行きます。この現象をヴォリティクスエネルギー止めることができない加速するエネルギーとなり増幅していきます。
■自然と人の力
勝浦川には鯉のぼりが泳ぎ、清流にはヤマメや鮎が泳ぎ、湧き水の近くには多くの山菜が芽を吹いていました。こごみやあかみず、
栽培された、山菜ではなく、自生の山菜は香りが強く、歯触りもしっかりとして、春を満喫できる味覚ですね。
最近、上勝町には、都会からのIターンも増加し、人口の減少もほぼ歯止めが掛かりつつあり、町の美しさを保つことが如何に大切であるかをが経っています。
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株式会社精膳代表取締役。
農業の流通に携わった経験から環境、健康をキーワードに様々な分野で研究調査活動を行っている。磁性鍋の開発者。
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