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ロハスデザインの実践

ロハスデザインとは流行や個人の問題ではなく、現在の社会に必要不可欠な環境問題の解決方法なのです。ここでは、ロハスデザインの実践として実社会でどのような活動を行っているのかご紹介いたします。

現代社会への警鐘

◆ゴミ問題を考える

市民生活に欠かせないゴミの収集量は大阪は政令都市で一番多く、一人633.8kg/年の量である。政令都市で少ないのは広島市で361.9kg/年、その差は住民一人当たり、271.9kg/年になる。

大阪市民全体の数量となる、その差は、71万455.3t、実に10t車で7.万台以上の数である。広島市民のゴミ収集量が特別ではなく、横浜市や名古屋市も大きくは変わっていない。共通していることは、ゴミの再資源化の選別と分別回収は市民のゴミの認識が変わり、ゴミの量が減少している。消費の段階でゴミになる素材を避ける傾向が見られ、その結果が総量の減少に結びついている。
横浜市の人口は大阪市よりも約95万人多いがゴミの収集量は大阪市よりも233.092t/年、少ない、その上ゴミの再資源化は大阪市は2.82%、横浜市13.21%の較差がある。大阪では全体の97.17%を焼却している。横浜市の焼却は84.14%である。焼却している差は523.554t/年も大阪が多い。人口が約95万人も少ないのにこの差は何故生じたのか、大阪市民が真剣に取り組まなくてはならない課題である。
ゴミ焼却には、重油やガスの燃料が必要であり、大きな炉も必要である。燃焼にも費用が必要であり、ゴミの搬送にもCO2の排気が伴う。
大阪市は1tに約3.5万円の処理費用が必要になっている。
大阪の市民が横浜の市民並みのゴミ収集量と単純に計算すると年間959、779tその費用は約年間約335億9千万円、横浜並みの減量が可能になると約216億3千万円の軽減ができる。大阪市と横浜市では家計収入は大阪市が少ない、財政負担は大阪市が大きい。大阪の生活スタイルを改善する以外にこの解決方法は存在していない。
名古屋市はゴミの分別回収を早くから取り組んでいる。その結果、一人が出すゴミの量は横浜とそれ程多くの違いがなく、369.6kg /一人/年間、再資源化率は11.25%である。
私が知る限り、名古屋人は自己中心の合理的な計算では、大阪人の上を行く、朝の喫茶店では自身が読みたい雑誌と新聞を積み上げて独り占めをする。モーニングコーヒーはパンに卵そしてサラダが付く、その上に数部の新聞は買わずに読める。その上に価格は350円~400円まで、他人の目は全く意識しない。中日ドラゴンズが勝つと数部の新聞を独り占めしてのぞき込む。
新幹線に食堂車がなくなったのも、東京と大阪の間に名古屋があり、この間は東京から約2時間、名古屋から大阪は約1時間、食堂車は出発の前に行列が出来た。新幹線の食堂車のなかでビールやつまみの持ち込みも多く見られ、始めの1杯は注文するが、鞄から出される持ち込みのビールとつまみで名古屋まで席を独り占め、コーヒー一杯で東京から名古屋まで粘る乗客が食堂車の経営を悩ました。コーヒーの価格と指定席の切符が同等ならわざわざ指定席を求めない。始めの1杯のビール代は500円、次からは180円~210円の缶ビールで平均価格のバランスを取る。間違っても不味い食堂車の調理品は注文しない。
しかし、名古屋市民は手間の掛かるゴミの分別回収に協力的であり、分別回収とその再資源化によってゴミの廃棄量が減少した。この現象は、住民がゴミ分別を行う方が、行政に委託するよりも安くなると判断する名古屋人独特の経済感覚が働き、継続されていると見るべきで、全て行政委せの大阪との違いがある。
名古屋空港の建設の事例も類似している。当初の計画は建設省、その後の国土交通省が立てた事業予算に対してそのままにしない名古屋人の素晴らしさ、その後愛知県経済界が関与し当初予算を大幅に余られ、工事を終了させている。事業予算を如何にして下げるかその判断と実行が、地域の負担を下げ、経済効果が生じると判断すると行政に全てお任せはしない。投下した労力は必ず自身の手元に取り戻す、経済感覚の鋭さは素晴らしい。
関西の経済界と関西空港の事業が膨大な予算超過を放任した事例とは大きな違いがある。
お隣の国、中国社会と対等に競争できる粘りと強かさは関西以上である。
各自治体のゴミの収集はその地域の人々の生活スタイルが表れており、日々の食生活から廃棄されるゴミの量と国民健康保険の療養費とは密接な関連性が見られる。
一人当たりのゴミの収集量が多い地域は、国民健康保険の医療費の平均値は高くなっている。一人当たりのゴミの処理量の多い地域は、共通して処理場の再資源化率は低く、多くが焼却処理されている。
ゴミとなっている素材は、工場の生産段階から消費に至るまで多くの工程が存在しており、どの工程も熱エネルギーが必要であり、熱エネルギーを利用するとCO2を排気しており、その上に焼却処理ではCO2の排気は避けられない。省エネルギーの対応と同時に資源は有限であり、再資源化は欠かせない課題であり、無駄を避けなければならない。
主な都市の再資源化率は、大阪2.82%京都、3.9%神戸3.36%、北九州2.06%、福岡3.15%の再資源化率で、広島12.67%、横浜13.21%、名古屋11.25%、千葉市14.88%から見ると大阪、京都、神戸、福岡、北九州とは10%の違いがあり、大阪は約45、500tが再資源化の量に対して横浜は163、400t再資源化を行っている。大阪はゴミの量も多く再資源化の認識は薄、横浜はゴミの量も少なく、再資源化の市民意識が高い。
ゴミ収集量と住民のモラルには一定の関係があり、モラルの低下は各自治体の財政肥満の形になって表れている。



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