産業構造が食生活の形態を作りだしたのか、その地域の食生活の形態が産業構造に影響を与えたのかを体系的に解析されている事例は少ない。 食生活の形態と産業構造の形態は類似しており、その地域の精神性、性格も類似点が見られる。
日本人の食生活は大変多様性があり、多くの海外の食材を受け入れているが、その反面、保守的に守っているのは、素材の味を大切にした米飯の食生活である。 米を炊く、これは、水と米だけの味であるが、日本人の食生活では欠かせない味であり、味覚の基礎になっている。
京都の経営者は、ゴミが出ることを極端に嫌っており、他社からくる封筒も裏返しにして再利用することをバブル経済の頃まで女子社員にさせていた。 京都の経営者は、会社から出るお金を如何に少なくするかをモットーにしており、稼ぐ工夫も大切にするが、お金が会社から出て行かない工夫に熱を入れる。お金が出ていくことを極端に嫌っていた。
大阪では、仕入れるものは、とりあえず、目で見て、手で触れ、目方、大きさを確かめて、買い入れる。 これは、儲かると決断したときの早さは、正に即決で決めていく、そして計算が速い。
神戸は、開国と共に、米国やEUから伝わった商品を日本風にアレンジしたり、貿易船との交易から必然的に技術が伝わり、工業化され操業している産業が多い。 港湾の充実に伴って、海運業とその関連産業や造船や鉄鋼等の重工業が栄え、ゴム加工やアパレルなども盛んである。
京都の食品産業は、高級志向が強く、客先を選び商品開発を行っている。のれんを大切にするビジネスである。 日本酒の月桂冠以外はあえて、全国の隅々まで客先を広げる商売はしていない。一般大衆を全てを対称にした規格ではなく、素材の規格を高め、品質の高さが売り物である。
食文化と文化密度の関係
京都・大阪・神戸関西三都の食文化
食生活の違いと産業構造
京都、大阪、神戸市民の食生活と環境及びメタボリックの関係