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環境問題と農作物

◆フェアートレード(公平貿易)について

フェアトレードとは、アフリカ、アジアの後進国から安定した農産物の輸入を行うことによって貧困をなくし、自立した生活が出来るような友好支援を目的にした世界的な認証組織のことである。
日本ではフェアートレード・ラベル・ジャパン(特定非営利活動法人)がその存在となっている。
現在取り扱っている農産物主に、コーヒー、紅茶、チョコレート、蜂蜜、砂糖、バナナ、スパイス、綿花などである。18世紀、ヨーロッパの植民地政策によって栽培された品目が多い。

当時の植民地政策によって栽培されていた地域をコングロマリットによって経済が支配され、現在の農産物の多くはそのままコングロマリットの影響を受けている。コングロマリットとは、異業種を次々と買収・合併し多角的経営を行う大企業のことで、国家としては、植民地を解放しているが、経済力によって、農産物の流通を牛耳っている。

世界的に貿易の自由化を求める傾向は強いが、農産物の自由化には疑問がある。
自由化、一定の自由な競争を求める自由貿易制度によって、世界的に農産物の価格を下げ安定させることが目的とされている。
農業は、人類が生存している限り、永続させなければならない産業で、数年間や数十年間の栽培期間で結論を出す産業ではないからである。
経済のサイクルは、単年度から数年度の採算性から品目の選定を求めるが、農産物の生産サイクルは最低でも5カ年生産サイクルによって輪作サイクルを判断する必要がある。
農業の安定した永続には、環境、省エネルギー、健康とそして全ての共存の理念が欠かせない。共存には、全ての自然界との共存、地域社会での共存、経済的バランスによる共存を満たさなければ、永続は困難である。

農産物にも競争は大切であるが、競争には分母を揃えなければ、競争にはならない。
自由の競争には基礎的な分母を揃えて初めて、競争がスタートできる。
分母がバラバラで分子の数字だけを競争させても、公平な競争ではない。
経済環境、自然環境、歴史的環境の格差は大きく、農業生産の分母を揃えることは大変困難な作業である。
例えば、コーヒーを例にとると、1haの面積でコーヒーの収量はいくらになるのか、1tの収量とその販売価格は、機械化と大規模化が進んでいる地域と零細農業の地域では、大規模農園はどのようにして達成できたのか?

歴史的な背景を正確にしておく必要があるだろう。
日本でアフリカ支援会議が開催された。
2008/5/25、NPO法人イ・ビーングが主催し、京都大学農学研究科、準教授辻村英之によって
「アフリカ開発におけるコーヒーとフェアトレードの役割」の講演が行われた。
タンザニアのコーヒー園の現状が報告された。
タンザニアの農民と日本の農民はほとんど同じ栽培面積である。0.8ha~1.5haほぼ家族で管理ができる面積である。
年収は年間$320、現在のレートならば33,280円である。
コーヒーが主な換金作物であるが、彼らの手取りは良くて、1kgで、$1(約104円)である。
この契約を継続することがフェアトレードの契約となっている。コーヒー豆が米国、EUや日本での取引は、1000円/kg~1500円/kgである。
喫茶店の一杯のコーヒーは、現地の手取りは1円にもなっていない
果たしてこれがフェアトレードの契約といえるのか、常に大きな疑問が残る。

世界的な価格を牛耳切っているのは、コングロマリットで搾取のスタイルをカバーするために利用されている姿が、フェアトレードの契約のスタイルの可能性が強い。
農産物の自由化には、各国が持つ農業の実態を科学的に分析し、永続できる農業スタイルの原点が討議されていない。
日本の農業も全く変わっていない。
農業は、全て自然環境に影響され生育する。自然環境は常に変化し、安定の期間は短い。


 

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